TrackNoteとは?陸上部の練習記録が「続く」陸上競技専用トレーニングノートアプリ
TrackNote は陸上競技に最適化された練習記録アプリ。種目・距離・タイムなどを素早く入力でき、フォーム動画・体組成・大会記録もひとつに整理。中学・高校・大学の陸上部員におすすめ。無料で始められます。

部活の練習って、やることが多いぶん「記録まで手が回らない」日が出がちです。
でも、記録が残らないと――あとから振り返って改善する材料がなくなってしまいます。
紙のノートで書いていても、こんな経験はありませんか?
- 去年の同じメニューのタイムを見返したいのに、探すだけで時間が溶ける
- そのときのフォーム動画や体重・コンディションが記録とバラバラで、結局つながらない
- 毎日記録を取るのがめんどくさい
TrackNote(トラックノート) は、こうした「陸上あるある」を前提に、 日々の練習記録を“続けやすく”、溜まった記録を“振り返りやすく”するために作られた、陸上競技特化のトレーニングノートアプリです。

紙ノートやスプレッドシートが“つらい”理由(=伸びしろが残りやすい)
練習の質を上げるには、結局 「比較・検索・分析」 が必要になります。
でも、紙ノートやスプレッドシートだと陸上ではこうなりがちです。
- 比較がしづらい:同じメニューの過去タイムを並べるのが大変
- 検索がしづらい:必要なページを探すだけで気力が削れる
- 入力が面倒:距離・本数・タイム・レスト・ラップ…陸上は項目が多い
- 情報が分散する:フォーム動画/体組成/大会結果が別管理になり、つながらない
だから TrackNote は、最初から「陸上で必要な情報を、ひとまとめにして残す」設計になっています。

TrackNote の強み:陸上競技に最適化しているから「入力が速い」→「続く」→「振り返れる」
TrackNote は、汎用メモアプリや“なんでも記録できる”アプリとは逆です。
陸上でよく使う入力を最短で終わらせることに全振りしています。
よく使う練習メニューは「テンプレ化」して、選ぶだけ
例えば、部活で頻出のメニューはこんな感じ。
- 流し/ドリル
- インターバル(200m・300m・400m など)
- レペ/ビルドアップ
- ウエイト/補強
これらをテンプレとして用意しておけば、毎回ゼロから打ち込む必要がありません。
“記録のハードル”が下がる=続く。これが一番大きい価値です。
溜まった記録は「カレンダー」「統計」「大会結果」で振り返れる
記録が資産になるのは、あとから“次の一手”に変えられるときです。
TrackNote は、練習・体の変化・フォーム・試合を同じ場所に集めて、振り返りの導線を作ります。
TrackNote でできること(陸上競技に必要な情報を一元管理)
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1)練習記録:記録を素早く簡単に
練習メニューを登録しておくことで、日々の入力をストレスフリーに。
距離・タイム・ラップなど、陸上の入力に最適化された UI です。
2)体組成・体調管理:コンディションを可視化
体重・体脂肪率・筋肉量などをグラフで見える化。
「調子が良かったときの条件」を見つけやすくなります。
3)フォーム動画:練習記録と紐づけて保存
フォーム動画が“資産”になるには、
「いつ・何の練習で・どんな状態で撮ったか」がセットで残ることが重要。
TrackNote は記録と一緒に保存できるので、見返しがラクです。
4)大会記録:試合結果の推移を整理して見える化
種目ごとに大会結果を整理し、タイム推移を把握。
シーズンの流れや伸び方を振り返れます。
5)ゴール設定:目標大会までをカウントダウン
目標までの日数が見えると、日々の練習の意味づけが強くなります。
6)チームで使える:コーチ向け管理画面(Team プラン)
指導者が部員の練習記録やコンディションを一覧で確認でき、
チーム全体の状態把握・マネジメントに活かせます。
例:200m インターバルの“振り返り”が、こう変わる
紙ノートだと、200m インターバルを 1 年間やってきたとしても…
- 今年、何回やった?
- 3 ヶ月前の同メニューの平均タイムは?
- そのときの感覚・フォーム・体重は?
…を追いかけるのが本当に大変です。
TrackNote なら、同じメニューをテンプレ化して記録を積み上げるだけで、
「振り返れる形」でデータが溜まっていきます。

やることはシンプル。でも、これが 1〜2 ヶ月積み上がると、
“伸びている理由/止まっている理由”が見えやすくなります。
おすすめ運用(続く仕組みを作る 3 ステップ)
Step 1:頻出メニューだけ先にテンプレ化する
最初から全部作り込まなくて OK。
「よく出る 10 個」からで十分です。
Step 2:毎日完璧を目指さず「残す」を最優先にする
距離・本数・タイム・ひとこと、だけでも価値があります。
続いた瞬間から、振り返りの精度が上がります。
Step 3:フォーム動画は“記録とセット”で残す
動画は増えるほど価値が出ます。
「このタイムのときのフォーム」をすぐ引ける状態にしておくと、改善が速くなります。
開発背景:陸上経験者の課題感から生まれたアプリ
TrackNote は、陸上経験者の「紙ノートで限界を感じた」実体験から開発されています。
開発者の発信では、母校の青山学院大学陸上部などにも提供し、実際のフィードバックを元に改善を進めていることが語られています。
料金:無料で始められます
TrackNote は Free(¥0)で基本機能を利用できます。
より本格的に振り返りたい方向けに Premium(¥480/月)、部活・指導者向けに Team(¥3,980/月・最大 25 名) が用意されています。
※25 名以上の場合は個別に対応可能です。
料金プランの詳細を見る →
対応端末(2025 年 12 月時点)
- iPhone 対応(iOS 16.4 以降)
- Google Play は開発中(2026 年リリース予定)
- Team プランは Android でも Web 版(PWA 方式)で利用可能
今すぐ始める
よくある質問(FAQ)
記録が続くか不安です
最初は「距離・本数・タイム・ひとこと」だけでも十分です。
“短くても残す”を最優先にすると、後から振り返りが効いてきます。
市民ランナーや社会人クラブでも使えますか?
もちろん使えます。陸上競技・ランニングの練習を効率よく残したい方であれば誰でも幅広く活用できます。
Android 版はいつ出ますか?
Google Play 版は開発中で、2026 年リリース予定です。Team プランは Android でも Web 版(PWA 方式)で利用できます。
執筆者
kyosuke
TrackNote開発者。学生時代は青山学院大学陸上競技部で800mを専門に活動(PB 1:53.48)。多くの陸上選手・ランナーが自己ベストを更新できるよう、練習を"振り返れる資産"にする記録体験を研究・開発中。